見たい!知りたい!貴方に代わって潜入取材!にっぽんヲタ街道
『世界コスプレサミット2005 in愛地球博 雑感』
2005年8月7日(日)愛知県・愛地球博会場EXPOドーム
というわけで、遠路はるばる愛・地球博へ行ってまいりました。
お祭り好きの自分としては、万博とかそーいうの大好きで、大阪花博全パビリオン制覇という偉業を成し遂げていたりもするのですが、今回はさすがに遠いのでまだ全パビリオンは制覇できていません…
あと2回は行くので、なんとか達成できるかな…かな?
と万博マンセーぶりをアピールしつつ、今日の本題は「コスプレサミット」です。
コスプレ業界のことは良く知らないのですが、ライブドアのホリえもんが買ったコスプレ情報総合サイトだったかが首謀者で仕掛けているイベントのようで、世界予選なども行っている大掛かりなイベントのようです。
私は万博会場での外国人レイヤーとの国際交流を期待して、コスプレサミットの参加申し込みをして、めでたく当選しましたので、盟友を連れてモリゾー&キッコロ会場に行ってまいりました。
ちょうど7日はテレビ愛知デーだったようで、EXPOホールではコスサミットの前にアンジェラ他の出るイベントをやっていたようで、あわよくばそっちの整理券も欲しいな…と朝9時の開門目指して会場に行っていたのですが、アンジェラは瞬殺。
仕方ないので、グルーバルコモンの中近東を中心に、ビールと食べ物があるパビリオンを回って酒を飲みつつ国際交流に努め、マンモスと三菱未来館と押井守ショウあたりを当日整理券でさらっとまわりつつ14時のコスサミット受付を待つ…
14時にEXPOドーム内の更衣室がオープンすると、レイヤーさん達が次々とチェンジして万博会場内へ駆け出して行かれたので、キャラの分かるレイヤーさんに声かけして撮影させていただきました。許可とって無いので写真はUPしませんが、撮らせて頂いた皆様へありがとうございました。
16時半にはドーム内への入場が開始して、そこそこに人は埋まりつつあるものの、思ったより事前登録は少なかった模様。当日配布の整理券が結構出回っていたように思うのですがどうでしょう?
17時半、古谷徹さんと篠原ともえさんの2人司会で世界コスプレサミット開幕。
イベントの目玉は予選を勝ち抜いてきたレイヤーさんの最終審査で世界一を決めるというものですが、その審査員として、松本零士先生や我らが影山ヒロノブさん、一本木蛮さんにテレビ愛知の東京ミュウミュウプロデューサなどが呼ばれており、個人コンテストや団体コンテスト参加の面々を評価されるようです。
個人部門では諸外国から予選を勝ち抜いた10人のレイヤーさんが参加され、今のコスプレでは見られなくなった数分間のパフォーマンスを披露する形式で次々と熱唱・熱演されていましたが、どの方も興味深いものばかりでした。
何名か撮影したので、こちらは公人扱いということで公開します。
米国代表のこの方は歌がよかったなぁ…
英国のこの方は歌詞を忘れるハプニング!?
日本のWeb選考で残ったこの方はネギま!ですね。
ハピマテの振り付けを観客席に求めていましたが、難しすぎて場内が白けムードでした。
ああ、そういえば古谷さんはアムロしてます(w
アムロな古谷さんは、レイヤーさんの足元がとても気になるようです(w
実際にご本人も「足」だの「へそ」だの言いながら注目していたので、上記の写真は古谷さんを貶めるための捏造ではありません(w
【補足】さざなみ壊変さま(カトゆーさまより)のレポートでも古谷さんの下半身集中が書かれていますね。良かった…他にも証人がいた(w
個人部門のピカイチはイタリア代表のこの方。
デビルマンをテーマに、短時間で歌と舞台パフォーマンスの両方をこなしていました
自作のデビルマンの首を使ったパフォーマンスは場内が呑まれるほどの圧巻。詳細はどこかでレポートされているのではないでしょうか?
そのころ、舞台袖にいた主催側?のガンダムがボロボロくずれて大変なことになっていたのもご愛嬌。
団体部門のコンテストに入る前の中座として、宇宙戦隊NOIZのライブ。
全然知らないのですが、かなりの数の女性レイヤーさんがノリノリだったので、その筋の方には有名なのでしょうね。
個人的にはボーカルの兄ちゃんのトークが面白かったことと…
ドラマーのベジュアルインパクトで、かなり応援したくなりました(w
…この中座の時点で結構時間が押し気味だったので、早めの進行で団体部門のコンテストへ。
団体部門は各国、すごいものがありました。こちらも公人として写真で紹介。
まずは鋼の錬金術師グループ。どこの国だったか失念したけど、大佐が女性なんですね。
美し格好よくて、場内のレイヤーさん大興奮。私も大興奮。
中国代表はサムスピ。
…いいのか、侍魂で(汗
米国代表はローゼンメイデン3人集。この子達はコント仕立ての寸劇と、その寸劇に絡めた歌を日本語でやっていたのですが、ネタのチョイスが日本のヲタ向けだったのはポイント高し。BranNewHeartとか。
最後のオチにドラえもんの歌をもってきたのは、ドラえもん=ホリエモン=ローゼンメイデンの公式からでしょうかねぇ…
日本人チームは無難なチョイスといったところでしょうか。
セーラームーンとか。
ルパン一家はパペットマペットのうし君とかえる君をチビルパンとチビ五右衛門にキャラチェンジして小ネタ
セーラームーン登場の時には、古谷さんはタキシード仮面でしたね(w
芸の細かさに笑わせてもらいました。
セーラーチームがパフォーマンスを終えて、審査員の講評を聞く前に舞台から居なくなってしまった時に「どこへ行く?セーラームーン!?」などのアドリブ聞かせた司会で進行していたのは、さすがに年季を感じつつ好感度UPでした。
他に諸外国の代表は魔法騎士レイアースや
東京ミュウミュウをやっていましたが、このミュウミュウが団体賞をとったのは、テレビ愛知が噛んでたからだろーなー、と穿った見方するのは考えすぎでしょうか。
(ヘタすりゃ、ミュウミュウ自体が仕込み…?)
団体部門の圧巻はイタリアチームのソウルキャリバー2の演舞。
とにかく戦がかっちょいいの一言。 まじいいもの見れました。
演舞自体は写真1枚に収めると米粒だったので、ここではアップの写真を1枚。
団体部門のパフォーマンスが終わると、中座?Aとして上記のイベント。
出演:田辺とおる さんはドイツでオペラ歌手をしているそうなのですが、サイドビジネスとしてドイツ向けに日本のアニソンを吹き替えで歌って商売されているそうです。
やたら、ジャパニメーションの偉大さを強調され、ドイツのアニメ雑誌を会場に持ち込んで賞賛されていました。
ドイツでは「KAWAII(カワイイ)」とかいうのがアニメ誌のタイトルだそうです。
日本ではギャル向けのスゴイファッション誌のタイトルですね。
7ヶ国語で合唱かと思って期待したのですが、出だしの部分だけを各国代表が順に歌っていく形式だったので、ちょっと残念でした。
あと、気になったのはオペラ歌手のこの方、残酷な天使のテーゼを歌ってたときに声量が足りてないような気が…(汗
…各国代表の声をつぶさないようにした配慮だったのかもしれませんが。
そんな中座?Aの間に選考が終わって、審査発表。
総合優勝はイタリアグループ。
団体のソウルキャリバー2の演舞と個人のデビルマンを見れは納得です。おめでとー。
賞品はルフトハンザ航空の日本までの往復航空券の模様です。
グランドフィナーレはコレ!影山さんの生歌付き!!!
場内ノリノリでした〜 前に出たかったけど、出遅れて残念orz
最後は記念撮影でイベント終了♪
なんか、こんな感じのコスプレイベントって初めて行ったのですが、結構楽しいものですね〜
でも、諸外国のコスプレの主流と今の日本のコスプレの主流の違いをキャラ以外の「楽しみ方の部分」で決定的に見せられた気になりました。しいて言うなら、その昔のコミケ(幕張の前の晴海頃)では花いちもんめやコスプレショウが行われていたと言いますが、その頃の楽しさを謳歌しているのは、この諸外国の方ばかりなのかな…と。
あと、外国人をモチーフにしたキャラクターは、やっぱり日本人がやるよりも激似合いであることも視覚的に納得させられました。まじ、格好いいですわ…あれ。
【補足ありがとうございます】
UME_BLACKのモバイルイズムさま
花博はちょうどテストが終わってヒマな時期に一気に回りました…って、うちはオサーンなのバレバレ(汗
【コスサミットレポートリンク】
takaxoの食い物屋レポートさま(カトゆーさまより)
時間を追って詳細にレポされてらっしゃいます。特攻ハチマキのサポーターさん、いい写真です(w
ゴルゴ31さま(カトゆーさまより)
あのモナーって後ろから見ても相当目立ってましたけど、そうだったのですね。へぇぇ(w