とりあえずアニメフェスタ6年連続参加。オメデトウ俺様。
ぶっちゃけ今回のは、出展タイトルだけで見ると、Kanonだけ!ってな状況でしたが、2年前にAIRを見たときの衝撃を期待して、やっぱり行ってきましたよ。
Kanonはね…確かに綺麗なデキでしたよ。
でも、AIRの綺麗さとは違うんですよね…
これ、言っていいかどうか分かりませんが、言っちゃいます。
2年前のAIRのときの方が、はるかに場面場面で場内が盛り上がってました(汗
大丈夫かな… Kanon…
舞台探訪好きとしては今度は北海道?なので、行くのが大変そうです。
守口市駅は使用されていましたが、横浜の元町商店街は使用されていない感じです。
さてさて、そんな幾分しょっぱ目な空気を匂わせつつ、とんだ伏兵が潜んでましたよ。今年のTBSアニメフェスタには。
その名も『WinterGarden』(ウィンターガーデン)
司会のTBS向井アナが 「パンフレットにも載せていませんでしたが…」
と前置きして上映された衝撃の第1話は…!?
−−−
(記憶をテキストにしてみた。でも自信がない…)
クリスマスの夜、街のケーキ屋で働く一人の「緑髪の女の子」
バイト仲間の子達は、それぞれ、彼氏と予定があるようで、「緑髪の女の子」にゴメンネ!と言いつつもお店を後にする。
『いいよ、私にはいい人いないし!』などと言いつつ、皆を送り出す「緑髪の女の子」
お店も閉店の頃、店長さん(人間の形です)が、『余りものだけど』と、いくつかのショートケーキを手渡します。
『ありがとうございます。妹と一緒に食べます』と、嬉しそうに受け取る「緑髪の女の子」
お店を出ると、外は雪。
なんだか嬉しくなって、アパートに帰る前に公園に立ち寄って、思わずブランコを漕ぎ出す「緑髪の女の子」
そんな光景を見つめる一人の男性。
見られていることに気づいて、恥ずかしくなって駆け出すと、つい足を滑らせてしまって、ケーキが大変なことに…
男性は駆け寄って、「緑髪の女の子」を起こしつつ、自分の持っていたクリスマスケーキを、ぐちゃぐちゃのショートケーキと交換してしまう。
そんな状況がのみこめず、お礼の言葉を出せない「緑髪の女の子」を後にして立ち去る男性。
「緑髪の女の子」は交換してもらったケーキを抱え、アパートへ帰る。
アパートに帰ると、待っていたのは一人の栗色の髪の女の子。
「緑髪の女の子」の妹で高校生。
ケーキをもらった経緯を聞きだすうちに、その男性に興味を持っていることを見抜いて、4コママンガで姉を茶化す「妹」
一方、ケーキをあげた男性も帰宅。
待っていたのは一人の女性。
『ケーキ買って来てくれた?』
『…いや、忘れた』
ケーキを交換したことを言わない男性。
しかし、目ざとくショートケーキの包みを見つけた女性は、「クリスマスケーキなしか…」と残念がりつつも、2人でクリスマスを祝うこととなる。
−−−
「妹」に茶化されつつも、昨日の男性が気になる「緑髪の女の子」
街を歩いていたとき、商店街のOPEN準備中のお店の中を、何気に見ると、そこには仕事をしている、あの男性の姿が…!
男性も気づいて、店の外で再会することとなる。
しかし、男性は仕事中。
店内からは「おい!拓郎!仕事中だぞ!」と男性を呼ぶ声が…
すぐに店内へ呼び戻され、「緑髪の女の子」のお礼もそこそこに離れてしまう二人。
「拓郎さんって言うんだ…」
はじめて名前を知った「緑髪の女の子」
アパートに帰ると、今日の出来事を「妹」に報告。
電話番号や、次につながるきっかけを作らない姉に、サッパリとしたツッコミを入れる「妹」
『でも、これでいいんだ…』と納得する「緑髪の女の子」
−−−
場面は正月。妹と初詣に行くが、境内は大混雑。
「緑髪の女の子」は妹と境内を歩くも、「妹」が『迷子になるなよ!』と言ってるそばから、迷子になってしまう、迂闊者の姉。
また、「拓郎」は、同居人の女性と一緒に初詣にやってくる。
そんな時、同居人の女性が、混雑する境内で
『あ、あの人、ドラマとかで有名な人! ちょっと行ってサインもらってくる!』
と、「拓郎」を一人残し、「うさ耳をつけた女性アイドル」を追いかけて行ってしまう。
「緑髪の女の子」は、妹とはぐれてしまって一人きり。
「拓郎」は同居人の女性が行ってしまったので一人きり。
偶然にも、境内で2人は再び出会うことになってしまった。
先日よりも、ゆっくりとお話をする2人。
だが、「緑髪の女の子」は、次につながる約束もせずに別れてしまう。
一方の拓郎は 「またね!」との言葉を残して立ち去る…
『またね! って言われちゃった…』
妹とようやく合流できたときに、拓郎の言葉を反芻して、嬉しくなってしまう「緑髪の女の子」
−−−
「緑髪の女の子」は今日もアルバイトに励んでいる。
この喫茶店は、ケーキの販売コーナーを持ちつつ、奥ではカフェを併設している、比較的大きなお店だ。
この日は、カフェの方が混雑してきたので、店長さん(人間の形です)の命によりカフェの手伝いをすることとなる。
ひっきりなしにお客さんが出入りするこのお店に、一人の男性がやってくる。
「拓郎」だ。「拓郎」が一人でやってきた。
「緑髪の女の子」との再会を、お互いに嬉しく思う2人。
もう、正直になろう…
−−−
あるとき、アルバイトが早く終わって店を出た。
外には、クラブを早引けしてきた「妹」が待っている。
『よっ!』
妹と2人でアパートに帰る。
『今日の晩ごはん何にする?』
『え〜、何も考えてないよぉ…』
困惑する姉。
そんなとき、歩道の向こうから見慣れた男性の姿が!?
「あれ?こんにちは!」
拓郎と3たび再会を果たす。
「喫茶店に今から行こうと思ってたんだけど…もう帰り?」
残念そうに話す「拓郎」
このとき「妹」は優等生を演じ、姉とは違った立派な挨拶を交わす。
そして、「学校に忘れ物した!」と立ち去ってしまう。
『あの子が忘れ物するなんて、めずらしいわね…』
「妹」の気遣いを、理解できない「緑髪の女の子」
そう、妹は姉を気遣って、立ち去っただけなのだ。
そうして、物陰から2人の様子をうかがう…
「よかったら、メシ食いに行かないか? お金ないからファミレスだけど」
『ハイ!ファミレス好きですよ!』
「拓郎」の誘いに、0.1秒でOKを出す「緑髪の女の子」
物陰から見ていた「妹」は
『ハイ!って…即答かよっ!?』
姉の姿を見て、私の晩飯はどうなるんだよ?と、ツッコミを入れつつも、野暮なことはせず、そのままアパートへ一人帰る妹。
結局、この日の妹の晩ご飯は「でかすぎのメロンパン」
−−−
一方、拓郎とファミレスにメシ食いに行った「緑髪の女の子」は、とにかく嬉しそうだ。
「今度一緒に、どこか行かないか?」
『今度一緒に、どこか行きましょうっ!!!』
「緑髪の女の子」はあっさりと初デートの誘いを受けてしまう。
−−−
拓郎は家に帰って仕事を進める。
同居人の女性は、今日も自宅に帰りたくないらしい。
拓郎は意に介さず、同居人の行動を見守る。
−−−
デートの当日。2人は海へ行くこととなった…
2人はいろいろな場所を歩いた。
場面がめまぐるしく移り変わる…
−−−
と、こんなところで、エンディングが流れます。
テロップは…
「製作 : ブロッコリー」
場内からは、なんだ、ブロッコリーの新作か…ザワザワ…
登場人物。
「デジキャラット : 真田アサミ」
「プチキャラット : 沢城みゆき」
場内大歓声!周囲から「やられた!」の声が上がる。
「監督 : 桜井弘明」
「JC Staff」
「TBS/WinterGarden製作委員会」
…なんだ、TVアニメになるのか!?
−−−
場内が明るくなって、TBSの向井アナ登場。
「これ、デジキャラットの新作って、どのへんで気づきましたか?」
気づくわけねーよ!!!!
はい。そんなわけで、ほのぼのとした、しかし、悪意に溢れる2人の出会いを書いた新作デジキャラットは、10年後の世界を描いているそうです。
一切のギャグなし。「にょ」なし。「にゅ」なし。
驚きのラブストーリーとなっているこの作品は、前編+後編の2話完結で、今冬放送とか。
…どう考えても、クリスマスにやるだろ。
この新作デジコ 「WinterGarden」の情報ペーパーは、首都圏のゲーマーズでは本日から、その他の地域では22日から配布されるそうなので、みんな取りに行ってくださいね。
…いや、本当にサプライズでした(汗
2006年08月19日
TBSアニメフェスタ2006レポート
posted by 佳由樹 at 00:00
| にっぽんヲタ街道